BLOG 尾崎の部屋

先駆者から学ぶ、地域ツーリズムの経営哲学

観光に携わる皆さん、ぜひこの記事を読んでみてください。
明日からの行動が変わるかもしれません。

飛騨古川を拠点にツーリズムビジネスを展開してきた里山エクスペリエンスさんの記事です。
この記事で一番驚いたのは、海外のエージェントからの予約、つまりB2B取引が大半を占めているという事実です。
個人客からの予約が多いと勝手に思っていたので、これは非常に驚きました。
実際には、海外エージェント経由が8割を占め、直販(B2C)はごく一部。
さらにはB2C向けのWebマーケティングもほとんど行っていないとのことです。

その理由として、日本の旅行情報が散財しており、内容が中途半端なものが多いため、旅行者がどのウェブサイトを参考にしていいのか分からないという点が挙げられていました。
1万円ほどのアクティビティを購入する旅行者は、自分で探すよりも信頼のおけるプロのおすすめを選ぶ傾向があるのでしょう。
インバウンドを展開していくアーストラベルにとっても、非常に参考になる話です。

さらに、経営者の山田さんが話している内容には深く同意します。
山田さんは地域旅行のビジネスに関して、他産業と比較しても雇用や従業員の休みにおいて遜色ないレベルであり、給与面でも努力を重ねていると述べています。彼のような経営者としての行動力と努力には私も見習うべきところが多いと感じています。

アーストラベルとしても、山田さんの会社をベンチマークとして今後しっかりと追っていきたいと思っています。

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