BLOG 尾崎の部屋

欧州各地でオーバーツーリズムへのデモ多発

欧州の主要観光都市では、観光客の急増に伴い、地元住民からの反発が強まっています。
バルセロナ、プラハ、アムステルダムなど、観光経済に大きく依存している都市でも、観光が生活の質を損なうとの声が高まり、デモや抗議行動が増加しています。

そうですよね、住んでいる人は恩恵なし迷惑しかないですよね。。。

主な事例と現状

  • バルセロナ: 2024年8月に水鉄砲を用いた反観光デモが発生。バケーションレンタルの増加による家賃高騰への不満が背景。
  • アテネ、サントリーニ島、プラハ、ブルージュ、ドゥブロヴニク、フィレンツェ: 人気観光地としての魅力が高まる一方で、過密化や観光客による迷惑行為が深刻化。
  • パリ五輪: 観光客の増加と同時に価格高騰や混雑を避ける動きも見られ、逆説的な傾向が浮き彫りに。

地元住民の不満の原因

  • 観光客の行儀の悪さ: マナー違反や迷惑行為が主な不満の原因。
  • 過剰な人数: 多くの観光客が訪れることで、良好な行動をとる観光客にも負担がかかる。
  • SNSの影響: インスタグラムなどのソーシャルメディアが観光地以外にも問題を拡大させている。

各都市の対策とその限界

  • ベネチア: 日帰り旅行者に課金する仕組みを導入。しかし、収益は過密問題の深刻さを示すに留まり、観光客数の管理には失敗。
  • コペンハーゲン: 環境に優しい行動を促進するためのインセンティブプログラムを実施。
  • アムステルダム: 路上飲酒の取り締まりや民泊規制、「Stay Away」キャンペーンなど厳しい規制を実施。

各地対策はしていますがなかなかうまくいっていないようです。
そのうち来る人を選ぶようになる来ますね、人数制限や多額な課税など
旅行者はお邪魔をしているという意識を持つことが大切ですね!!
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