「観光消費が増えても、なぜ給与所得は伸びないのか?」を読んで
先日、「観光消費が増えても、なぜ給与所得は伸びないのか?」という日本交通公社・山田雄一さんのコラムを読みました。
観光客は増え、消費額も伸びている。でも、宿泊業や飲食業の賃金は産業別で最低ランクのまま。なぜか?
理由は構造にありました。今の宿泊ビジネスは「所有・経営・運営」が分離していて、不動産会社が建物を持ち、ホテルチェーンがブランド戦略を担い、現場の運営会社が日々の業務をこなす、という三層になっています。そして観光消費で生まれた付加価値は、IP(ブランド・マーケティング力)を持つホテルチェーンと資金を投じた不動産会社へ分配される。現場で働く人への還元は限定的なのです。
これをアーストラベルに置き換えたとき、改めて強く感じたのは「IPをどう持つか」ということ。旅行会社もただ手配するだけの業者では、同じ構造に飲み込まれていく。コンテンツをつくり、価値を生み出し、「アーストラベルだからお願いしたい」というファンをつくること。それが私たちの最大の課題であり、可能性だと思っています。


