教育旅行レポ⑤ 本物を見分ける力
教育旅行レポート、最終回その⑤。
今回、保護者の方や先生方ともゆっくりお話しする機会がありました。みなさん口を揃えておっしゃっていたのが、「子どもたちの周辺環境が、10年・20年前と本当に変わってしまった」ということ。
スマホ、SNS、なんでも速く、なんでも便利。地域の中で子どもの出番も少なくなった。そんな時代に、教育旅行ってどんな意味があるんだろう、と。
そこで校長先生が言ってくださった言葉が忘れられません。
「アーストラベルさんは『本物』を用意してくださるから、子どもたちはこういう旅を通して、本物を見分ける力がつくんです」
校長先生は以前、ある質屋さんに尋ねたことがあるそうです。「どうやって本物を見分けるんですか?」と。返ってきた答えは──
「本物をたくさん見ることです」
、、、シビれました。本物を判別する目は、説明書じゃなくて、本物をどれだけ浴びたかで作られる。
つまり今回の旅で、子どもたちは漁師さんの誇り、農家さんの手、解説の方の声、校長先生の言葉、、、ぜんぶ本物に触れた。これが何年か後に「あの人みたいに、自分の仕事に誇りを持って生きたい」と思える種になっていたら、こんなに嬉しいことはありません。
そして何より、子どもたちには「茨城って美しいんだな」が確かに伝わっていた。長く茨城ファンでいてくれる仲間が、この80人の中から生まれてきてくれることを、心から期待しています。
秋の刈り取り編もまた、しっかりレポートしますね。



