校外学習/土浦市立都和中学校
今年も都和中学校の7年生の皆さんが茨城町に校外学習に来てくれました!
1日の様子をご紹介します。
去年の様子は、弊社HPのレポートからご覧ください!
1.事前授業で旅マエのワクワクを
当日を迎える前に、貴重な授業の時間をいただき、一日の説明をさせていただきました。
午前中は茨城町涸沼での自然体験。
・手作りのいかだに乗ってレース
・ラムサール条約の講和としじみ汁の試飲
・漁船に乗って漁業見学
ラムサール条約についての簡単な説明や、体験についての注意等、クイズを交えながら説明させていただきました。
午後は茨城町の企業見学。
クラスごとに分かれて、SDGsを切り口に茨城町で働く皆さんからお話を聞いたり、現場を見学します。
皆さん6時間目でしたが、最初から最後までしっかりとお話を聞いて、私の問いかけにも積極的に答えてくれました!
2.当日の様子
〇涸沼での自然体験
梅雨の時期でお天気が少し心配でしたが、無事すべての体験を実施することができました。
〇企業見学
午後は「SDGs×企業見学」。茨城町工業団地の企業の皆様にご協力いただき、クラスごとに見学を行いました。
日本梱包運輸倉庫株式会社
幅広い総合物流サービスを提供している日本梱包運輸倉庫さん。
最初に所長さまから会社の創業や仕事内容についてご説明いただき、現場を見学しました。
業務で使用されている車両を間近で見るだけでなく、実際に操作したり乗車する体験もさせていただきました。
「体験してみたい人?」の問いかけに、勢いよく手を上げる生徒の皆さん。
限られた時間の中で、話を聞くだけでなく、実際に仕事道具に触れたり、動く様子を見ることで、皆さんの記憶にもしっかり残る時間になったのではないかと思います。
株式会社あけぼの印刷社
総合印刷会社で、チラシやパンフレット、看板など様々な印刷物の作成を行っているあけぼの印刷社。
最初に、社長さまから会社についてご説明いただき、工場を見学しました。
印刷にとどまらず、システム開発や物流、ウェブ戦略や出版、マーケティング等、幅広くニーズにあわせた取り組みを行うあけぼの印刷社さん。
SDGsの切り口では、製造過程でのCO2を削減する工夫や、働きやすさを目指した社内の仕組み作りについてお話いただきました。
まだ世に出る前のお客様の情報を扱っていらっしゃるため、見学の様子は撮影できませんでしたが、日本にまだ3台しかない印刷機械をデモンストレーションで見せていただいたり、大きな倉庫内を見学する等、生徒の皆さんはいろんなものに興味をもつ時間となったようです。
質問タイムでは、「どうしたらこの会社に入れますか?」という質問も。
皆さんの未来の「働く」につながる時間になったようです。
株式会社MonotaRO
2,000万点超の膨大な商品数を取り扱う通販サイト「モノタロウ」を運営する株式会社MonotaRO。
数多くの商品を扱う物流拠点で、どのようなお仕事がされているのか見学を通して学びました。
モノタロウで取り扱っている商品や業務プロセス、SDGsに関する取り組みについての解説を聞き、実際に倉庫内の様子を見学しました。
数多くの商品がどのように管理され、流れていくのか、実際に巨大な倉庫内をグループに分かれて見学しました。
機械による自動化されている部分と、人の手で行われている部分、システム化されたモノタロウさんの内部に触れることができました。
倉庫内には大切な情報が多いため、こちらも写真はありませんが、生徒の皆さんは熱心にメモを取りながら、スタッフの方のお話を聞いていました。
3.終わりに
盛りだくさんの一日の為に、たくさんの地域の方にお力添えいただきました。
終了後、お世話になった地域の方とお電話したところ、
「とっても素直で温かい生徒さんたちで、嬉しかったわ!」とのこと。
子どもたちの体験を楽しむ様子や、はじめてみるものに興味を持ってくれている様子を見ることができたことはもちろん、地域の方にとっても元気をもらえる時間となったようで、いち担当として非常に嬉しかったです。
クラスのみんなで行った自然体験や、企業見学で学んだことを、今後の中学校生活でも活かしていってください!
文責:飯塚