茨城町 SDGs校外学習~かすみがうら市立下稲吉中学校~
かすみがうら市立下稲吉中学校の校外学習を実施しました。
今回は茨城町での自然体験と企業見学!当日の様子をレポートしていきます。
企業見学
ファームランドさいとう
茨城県茨城町の農家さん。あいがも農法で無農薬のお米を作る他、大豆・もち麦・枝豆・ベビーリーフ・ルバーブなどを生産しており、それらを原料にお弁当、麹、甘酒、漬物、お味噌などの加工販売まで行う6次産業農家さんです。
この日は斉藤さんがどんな思いで農業に携わっているかや農業の現状についてなどお話いただきました。
また、この日は講話だけでなく、手で触れて感じる体験も!
精米過程のお米に実際に触れ、その違いを感じたり
黒米の選別体験をしたりしました。黒米の選別は機械で行えないため、基本手作業で行います。農福連携で、普段は福祉施設の方が選別作業を行ってくださっているそうです。とにかく細かい作業で集中力が必要!青空の下、みな一生懸命に選別を行いました。
そしてこの日生徒たちが最もくぎ付けになっていたのが、あいがもちゃん!春~夏にかけてお仕事を頑張った彼らが、バカンスを楽しんでいる(斉藤さん曰く3食プール付きのハウスでバカンス中だそう)様子をよく観察していました。
ちなみに、時期がくるとあいがもちゃんはお弁当として私たちのもとに届くそうです。斉藤さんからは「命を頂く」ことのありがたさも伝えていただきました。
ホンダパーツ日商
茨城町の工業団地では、3つの自動車に関する企業を見学しました。
まず一つ目はホンダパーツ日商さん。Honda車1台に使われる約3万点のパーツを管理、供給しています。
部品が並んでいる倉庫を実際に見学するだけでなく、クイズやプレゼンを交えながら、Hondaグループ・自動車業界についてもわかりやすく解説して頂きました。
Honda Gloss茨城・茨城センター
Honda Gloss茨城さんでは、Honda車がお客様の手に届くまでの調整/車両の修理を実施しています。お客様が車の購入を決めてから、要望に合わせて最後の磨き上げをする場です。
実際に車両がピカピカに仕上げられていく様子を見たり、働いている従業員の方に直接お話を伺ったりしました。お店に並んでいる車がお客様に届くまでの裏側を知ることができました。
ホンダボディサービス栃木・茨城工場
ホンダボディサービス栃木・茨城工場さんでは、事故などで破損した車両の修理を実施しています。
工場の外には、事故などで凹んだり、削れてしまった車両が並んでいます。なるべくその事故の跡が残らないよう、できる限り元の状態に近づけてお客様の手元に戻せるように修理をしています。
作業を間近に見たり、従業員の方に直接質問したり、解説して頂いたりしました。現場の方が日々どんな思いで仕事に携わっているか、知ることができたのではないかと思います。
工業団地ではクラスごとにローテーションして、ホンダ3社を見学させて頂きました。部品から納品されるまでの調整、そして修理と、普段は見られない車に関する仕事に触れることができました。
涸沼自然体験
筏体験
涸沼の湖畔上を力をあわせ進んでいきます。見た目以上に体力が必要なアクティビティ、「筋肉痛になっちゃうかも~」という声も(笑)自然を身体中に感じる体験になったようです。
漁業体験
涸沼で実際に行われている伝統漁法の説明を聞き、実際に漁を見学しに涸沼へ!間近でみる漁に生徒たちは声をあげて感動していました。
今回の収穫。
涸沼についての講話/しじみ汁試飲
涸沼についての講話では、涸沼に渡ってくる水鳥を、美しい写真とともに紹介してくださりました。
おまちかねの”しじみ汁”試食!
「しじみってこんなに大きいの!?」と驚きの声が!みな何杯もおかわりするほど大人気でした。
校外学習を通して
今回の校外学習では、自然を感じられるアクティビティに加え、茨城町で働く・暮らす素敵な大人たちに触れられる内容を企画しました。
生徒たちには、身近な霞ヶ浦との違いを感じてもらうとともに、「まだまだ茨城には知らないことがいっぱい!」「茨城って結構面白い!」と感じてもらえたらと思います。