REPORT アーストラベルの旅

一次産業に触れる校外学習 / 林業コース 土浦市立土浦第一中学校

教育旅行

【第一次産業に触れる! ツアーレポート②林業コース】

昨年11月に土浦市立土浦第一中学校8年生の皆さんの校外学習を実施しました。

今回の校外学習は「第一次産業」がテーマ。
先生の、「漁業・農業・林業の第一次産業は、 私たちの生活の土台になる、魅力ある産業で、何より茨城の強み。これから職業選択をしていく子どもたちが、そうした第一次産業に触れないまま進路選択をするのはもったいない。ぜひ茨城の強みであるこの産業を体験してほしい。」
という想いから、今回は漁・農・林業の3コースを企画させていただきました。

一日の様子は動画でもご確認いただけます!

林業コースは、茨城県森林・林業協会、常陸太田市森林組合の協力のもと、3つの体験を実施しました。

まず最初に林業について導入のお話をしていただきました。
そもそも林業とは何か? 皆さん職員の方のお話にしっかり耳を傾けます。

その後、3つのグループに分かれて体験を行いました。

1つ目の体験は薪割。
初めて持つ斧を手に、真剣に作業員さんの説明をききながら取り組みました。

柔らかい木から、桜や樫の木等、様々な種類の木材で薪割を体験させていただきました。

2つ目は木工体験。地域の作家さんに教えていただきながら、木を活かした作品を作ります。

きれいに組み立てました!

3つ目の体験は林業機械体験。

操作方法を作業員さんに教えていただきながら、丸太運びを体験しました。

まるでクレーンゲームのよう。

うまく移動できた時には、他の生徒さんから拍手も上がっていました。

【一日を終えて、生徒からの声】

「「林業って意外と知らなかったけど、奥が深いんだな」と興味を持った。作業を通して、今までよりも身近に林業を感じることができたと思う。」
「ただ単に木を切る仕事だと思っていましたが、校外学習を通して木を切るだけではなく身の回りの環境も気にしながら仕事をしているんだなと、林業の印象がガラリと変わった気がします!」
「重機に乗って木を持ち上げたことがとても貴重な体験ができたと感じたので印象に残りました。林業の仕事はとても大変そうでしたが、このおかげで私達の生活が成り立っていると感じ、とても興味を持ちました。」
「薪割りは、森林組合も方が横についてくれていて、「おしい!」「あと1回で割れると思うよ!」と声がけをしてくれたので、やる気が湧いて楽しく体験ができました。」

林業というお仕事について、知らなかった魅力や奥深さに触れていただけたのではないかと思います。一日を通して、林業という産業に親しんでいただきました。