REPORT アーストラベルの旅

校外学習下見を実施!-SDGs校外学習-

教育旅行

先日、つくば市の小学校の校外学習下見に同行させて頂きました。
今回は、下見の様子とともに、校外学習に対する先生の想いをお伝えいたします。

見学先にて(株式会社トキタ)

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今回の見学先として、茨城県稲敷郡河内町にある「株式会社トキタ」様にご協力いただきました。

トキタさんでは、廃校となった「長竿小学校」の旧校舎を利用した、チョウザメ・トラフグの養殖や、野菜の水耕栽培が行われています。

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懐かしさを感じる校舎やプールが再活用されています。

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教室の中に大きな水槽がたくさん!

一見全く異なる事業のように感じられる「魚の養殖」と「野菜の栽培」ですが、この二つを掛け合わせた生産システム「アクアポニックス」により、環境負荷を抑えた持続可能な生産が行われています。

アクアポニックスとは…
魚が育つ過程で出る排泄物から肥料が作られ、その肥料を野菜が吸収することで水が浄化されます。更にその水が魚を育てる水槽へ戻っていくことで、水が循環し、環境負荷を抑えた持続可能な生産が可能になります。
詳しくはトキタさんのHPにも掲載されていますので、ぜひご覧になってみてください。

https://kf-tokita.com/business02/

下見の様子

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下見では、当日の見学の流れや、各施設の確認、生徒さんにとって危険な箇所がないかなど、細かなすり合わせを行いました。

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トキタさんも、生徒さんが安全に見学できるよう、魚を水槽から出して見せるようにするなど、一緒に工夫して見学の時間を組み立ててくださいました。

世界が開く小学3年生

今回弊社でサポートさせていただくのは小学3年生の皆さんです。
皆さん、自分が3年生の頃のこと、どのくらい覚えていますか?

小学3年生は、新しく理科・社会の勉強が始まり、興味関心の対象が広がり始める学年だそうです。
SDGsについてもこれから学び始めるとのことで、先生方としても、生徒の皆さんに、生き物の良さや命を尊重することの大切さを、今回の見学を通して学んでほしいとお話されていました。

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先生のお話を伺いながら、小学生の皆さんにとって、学外の世界に触れる機会は、これからの興味関心を広げていく上で大きな意義を持つ時間なのだと改めて感じました。

実は今回、校外学習の事前授業をアーストラベルが担当させて頂きます。
先生から伺った想いをもとに、生徒の皆さんが当日がより楽しみになるような授業をできるよう頑張ります!

見学の受け入れをご対応頂きました株式会社トキタ様、
下見のお時間をいただきました先生方、本当にありがとうございました。