職業講話 伝える力を身につける~勝田第二中学校~
1月にひたちなか市立勝田第二中学校で実施した、職場体験に代わるキャリアを考える授業(弊社の事業名としてはキャリアFESとしています。)
キャリアFESとは
キャリアFESでは「熱い大人に触れる」「普段関わることの少ない職業に触れる」「既存の価値観にとらわれない生き方・働き方を知る」「感じたこと・学んだことを言葉にする」ことにより、これからの時代を生きていく生徒たちが自分の歩む道を考えるプログラムです。
全3回の授業のなかで今回は第3回目の様子をレポート!
3回目の授業はアウトプット回!
第2回の講話をもとに、講話の感想や未来の自分へのメッセージを動画にまとめました。
事前に動画でまとめてほしい内容をワークシートに記入してきていただいたのですが、生徒たち紙いっぱいにびっしりと文章考えてきてくれました!!
狙い
今回のアウトプットのポイントとしては
・講話で印象に残ったことについて「なぜ」印象に残ったか考える
→「なぜ?」と深堀りすることで自分を知る
・自分だったら明日からどんなことができるか考える
→話を聞いただけでは終わらせない、成長のきっかけをつくる
・生徒たち同士で動画撮影
→人前で宣言することでモチベーションUP、また、クラスメイトの感想や考えを聞くことで刺激になる
言葉にすることで、より自分ごとにできるのではないかという狙いもあります。
生徒たちは各々工夫しながら撮影。中には黒板などを活用し、「見られること」を意識した動画をつくる生徒も。与えられたものの中でよりよいものを作ろう、という想像力に驚きました。
正直、互いに動画を撮りあうのはハードル高いかな…なんて思っていた私が恥ずかしくなるくらい、子供たちは楽しみながら自分の想いを撮影していました。
完成した動画を拝見したのですが‥内容がとても素晴らしい!
私たちの想像の遥か上をいく、とても素直で心を揺さぶる動画が完成しました。
今回、どの講師の方も同じ熱量でお話してくださったこともあり、生徒から出てくる感想の幅が広い!
講師が伝えたキャッチーなメッセージだけでなく、その様々なエピソードを解釈して、自分に当てはめて考えて…聞く力と思考力の高さに感動です。
講師のみなさまにも一部動画をお送りし、
「嬉しくて涙がでた!」「原点に戻らなきゃいけない時また観ます」などの感想をいただきました。
大人の熱量に子供たちが感銘をうけ、その感想や考えたことを伝えることで、感動が返る。互いに得るものの大きい内容になったのではないかと思います。
【茨城新聞】働く自分想像し、メッセージ映像 茨城・ひたちなかの勝田二中■2年生対象、キャリアフェスibarakinews.jp
今回の授業、茨城新聞さまにも取り上げて頂きました。
「明日」に繋がる企画を届ける
本企画の出発点としては、「職場体験の代替企画」でしたが、結果として視点を変えた&時代にあった刺激的なプログラムを実施できたと思います。
キャリアFESだけではなく、生徒たちにはもっともっとたくさんの熱い大人と触れ合ってほしいし、このような機会を通して、地元のことを誇りに思ったり、好きになったりしてもらえたら嬉しいです。そして私たちは、生徒たちが大人になって進学や就職で一度茨城を離れても、いつか戻ってきて茨城を盛り上げてくれたり、戻ってこれなくても関わりつづけてくれたり、と地域の未来に繋がることを願っています。
今後は企画の内容をより濃くアップデートできればと構想を練っています!!(体験やワークなんかも取り入れたい!)一緒に企画をつくる仲間も募集しています!もちろんキャリア授業実施させていただける学校さまも募集しています(笑)
本企画第2弾、ひたちなか市立美乃浜学園さまのレポートも近日アップ予定です。お楽しみに◎