一次産業に触れる校外学習 / 漁業コース 土浦市立土浦第一中学校
【第一次産業に触れる! ツアーレポート①漁業コース】
昨年11月に土浦市立土浦第一中学校8年生の皆さんの校外学習を実施しました。
今回の校外学習は「第一次産業」がテーマ。
先生の、「漁業・農業・林業の第一次産業は、 私たちの生活の土台になる、魅力ある産業で、何より茨城の強み。これから職業選択をしていく子どもたちが、そうした第一次産業に触れないまま進路選択をするのはもったいない。ぜひ茨城の強みであるこの産業を体験してほしい。」
という想いから、今回は漁・農・林業の3コースを企画させていただきました。
一日の様子は動画でもご確認いただけます!
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🚩今回の目的地🚩
・漁業コース 日立市
・農業コース 常陸大宮市
・林業コース 常陸太田市
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【漁業コース(日立市)】
午前中は会瀬漁港の漁師さん達にご協力いただき、定置網漁で水揚げされた魚の仕分け・運搬から入札までの流れを見学・体験しました。
この日は予想以上の漁獲量!
仕分け体験では、魚の種類を見分け、種類ごとにかごへ選別していきます。
みんなとっても真剣に集中して取り組んでくれました。
仕分けられた魚を運搬する作業。この後の入札に向けて、担当の方に渡します。
魚がたっぷり詰まった容器は、生徒さん複数人で持ち上げるのも一苦労!
いつも一人で持ち上げていると聞いて、驚く方もいました。
この日は特別に、魚を締める様子も見学させていただきました。
勢いよく跳ねる様子に驚きつつも、皆さん真剣に見学していました。
午後は、スーパーマーケットのマルト 日立SC森山店様にご協力いただき、漁港から届いた魚がどのような流れで店頭に並ぶのか、バックヤードを見学。
バックヤードでどのようにして商品が管理されているのか。また、スタッフの方の実際の作業も一部体験させていただきながら、魚が食卓に届くまでの流れを学びました。
【一日を終えて、生徒からの声】
「茨城県の海でも色んな種類の魚が取れることを知り、茨城県の海で取れる魚について調べてみたいと思った。」
「一つの作業をするだけでも色々な事に気を配ったり、様々な工程があり、その作業を日頃からやっている事にとても感謝を感じた。魚をしめる時、命に感謝を感じました。」
「魚をとって販売して自分たちのところにつくのは簡単なことだと思っていたが、想像以上に沢山の苦労があって沢山の人達が働いてくれているんだと改めて知った。また、その沢山の人がいないと生活は困るんだと思った。」
魚に関わるお仕事に対して新しい気付きを得られたのではないでしょうか。
一日を通して、漁業のお仕事に少しでも興味を持ってもらえたら嬉しいです。