一次産業に触れる校外学習 / 農業コース 土浦市立土浦第一中学校
農業コースでは、2か所の農家さんと道の駅かわプラザさんにご協力いただきました。
午前はトマト農家である雅農園の海野さんとスタッフさんに教えていただきながら、トマトの収穫や葉かき、計量などの作業を体験しました。
とれたてのトマトも試食させていただき、その美味しさにみんなから歓声が上がっていました。
お昼は道の駅かわプラザで、鈴木駅長からお話を伺いました。
第一次産業から第六次産業化に関するお話等、地域の農家さんとの連携についてお話いただきました。
店頭で、先ほどお世話になった雅農園さんのトマトも発見した生徒さんも!
地域の農家さんと道の駅のつながりについて学ぶことができました。
午後はいちご農家であるヒコファームの彦田さんご夫妻を訪ねました。
新規就農された彦田さんのお話を伺い、実際の作業を体験させていただきました。
苗に丁寧にもみ殻を蒔いていきます。
もみ殻をなぜ蒔くのか、その理由から解説してもらいながら作業しました。
農園にはいちごだけでなく、有機野菜の栽培や羊・山羊などの生き物の飼育も行われています。
【一日を終えて、生徒からの声】
「収穫、パック詰めなどの作業が全て手作業だったので農業の大変さが身にしみてわかりました。自分で収穫したトマトはとても美味しかったです。」
「イチゴの世話とやぎ、羊の世話を両立していてすごかったです。ミツバチにさされてまでいちごを育てることに驚きと感動を覚えました。」
「(道の駅に)売られているものが全て地元のもので、茨城は改めて様々なものを生産しているのだと気づくことができた。また、駅長さんのお話も興味深く、最近の農業の傾向を知る機会となった。」
「高齢者が多いと思っていたが若い人もたくさん活躍していた。また、家業を継いだりだけでなく、農業に憧れを持って好きでやっている方もいると分かった。」
農業のお仕事に対する印象が変わった!という嬉しい声を聞くことができました。
食を支えるお仕事の大切さ・面白さを感じてもらえたら嬉しいです。