【書籍発売】尾崎精彦 初の著書『子どもと地域を伸ばす 学びの旅「シゴトリップ」』

アーストラベル水戸株式会社 代表取締役・尾崎精彦の初の著書、
『子どもと地域を伸ばす 学びの旅「シゴトリップ」
― なぜ、名門校は「魅力度最下位常連」の茨城を旅先に選ぶのか? ―』
を、2026年10月5日(月)に発売しました。
地域で本気で働く大人たちのもとへ子どもたちが出かけ、本物の仕事に触れ、対話し、自分の未来を考える。
本書では、アーストラベル水戸が茨城で実践してきた教育旅行や、職場体験プログラム「シゴトリップ」の取り組みを通して、「教育旅行×地方創生」の可能性をお伝えします。

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コロナ禍から始まった、「教育旅行×地方創生」への挑戦
2020年、旅行が「不要不急」とされたコロナ禍。
アーストラベル水戸もまた、旅行そのもののあり方を問い直すことになりました。
そんななか、学校の先生から寄せられたのが、「子どもたちに心に響く体験をさせたい」という相談でした。
県外へ行くことが難しいなら、茨城県内に目を向けてみる。
地域を歩き、そこで働く人たちを訪ねるなかで見えてきたのは、遠くへ行かなくても、すぐそばに子どもたちの心を動かす人や仕事があるということでした。

そこからアーストラベル水戸は、地域で本気で働く大人たちのもとへ子どもたちが出かけ、本物の仕事に触れ、対話し、自分の未来を考える「学びの旅」をつくってきました。
その実践から生まれたのが、生徒自身が行き先を選ぶ職場体験プログラム「シゴトリップ」です。
取り組みを続けるなかで見えてきたのは、旅によって変わるのは、子どもたちだけではないということでした。
子どもたちに仕事を語ることで、地域の大人たちが自分の仕事の価値を再発見する。学校と地域がつながり、その関係が未来へ続いていく。
「観光は消費をつくる。教育旅行は関係をつくる。」
本書には、アーストラベル水戸が茨城で積み重ねてきた実践と、そこから見えてきた「教育旅行×地方創生」の可能性をまとめています。
「シゴトリップ」とは?
「シゴトリップ」は、「仕事」と「旅(トリップ)」を掛け合わせた、アーストラベル水戸の職場体験プログラムです。
農園での収穫体験、物流会社での仕事、酒造会社での商品企画、ロボット開発の現場など、地域にあるさまざまな仕事を学びの場にします。
特徴のひとつが、生徒自身が興味や関心に応じて体験先を選ぶこと。
「自分で選ぶからこそ、本気になる」という考えのもと、少人数で仕事の現場に入り、そこで働く大人と対話します。
現在は、茨城県内35以上の市町村、200以上の事業所と連携し、農業や観光だけでなく、製造業、福祉などさまざまな業種の方々に協力いただいています。
▲ 同じ1日で、全員ちがう茨城へ。中学生が“夢中な大人”と過ごす職場体験プログラム「シゴトリップ」
本書の内容
この本では、シゴトリップのつくり方だけでなく、子どもの学び、学校、地域、行政、そしてこれからの教育旅行まで、実践者の声とともに掘り下げています。
第1章 旅が、子どもと地域の未来をつくる「あすたび」という挑戦
・「水戸ってどこ?」からすべてが始まった
・コロナ禍に舞い込んだ学校からの相談
・再発見した“車で15分圏内”の魅力
・教育旅行はこのままでいいのか?
・今の子どもたちを取り巻く状況とは?
・「本物の学びの旅」は何を育めるのか?
・若者の人口流出に“旅”で向き合う
・教育旅行×地方創生という道
・明日に生きる旅、「あすたび」へ
第2章 「シゴトリップ」実践マニュアル
・職場体験プログラム「シゴトリップ」とは?
・「シゴトリップ」の1日
・「探究×地域のあらゆる仕事」を一つの型にする
・STEP1 「魅力ある旅とは何か」を再定義しよう
・STEP2 自分の足元を再発見しよう
・STEP3 行政・地域おこし協力隊と連携しよう
・STEP4 まずは自分で体験してみよう
・STEP5 生徒たちの受け入れを依頼しよう
・STEP6 校長先生と一緒に旅をつくろう
・STEP7 体験の成果を発信しよう
第3章 大人たちも輝く!教育旅行を支える“地域の革命者6人”の声
受け入れ事業者|斉藤卓也さん(ファームランドさいとう)
「子どもたちの受け入れが、自分の仕事を見直すきっかけに」
受け入れ事業者|吉川国之さん(茨城乳配株式会社)
「子どもたちに教えることで、会社も成長する」
地域おこし協力隊|坂本裕二さん・松崎侑奈さん(株式会社いろり)
「教育旅行への関わりが、任期終了後の生存戦略になることも」
行政|田那辺孝さん(茨城県大子町・財政課・課長)
「教育旅行は、地域の魅力を再発見する機会になる」
行政|菊池克実さん(茨城県営業戦略部・営業企画課・課長)
「主役が輝く名脇役として」
第4章 教育旅行は学校をどう変えるのか?
東洋英和女学院小学部|吉田太郎部長
「子どもには、本物を見せたい」
つくば市立学園の森義務教育学校|永井英夫校長
「心が動く体験が、人を育てる」
白百合学園小学校|保倉啓子校長
「リアルな体験は、子どもの原体験になる」
関東学院中学校高等学校|伊藤哲平先生
「点ではなく、線で学ぶ」
東海村立東海南中学校|石川友康先生(現:東海村教育委員会指導主事)
「行事を探究へ変える。それが学校改革の第一歩」
終章 なぜ、教育旅行は変わらなければならないのか?
特別対談|平井聡一郎先生 × 尾崎精彦
これからの教育旅行や学校教育、そして旅行会社に求められる役割について考えます。
本書の終盤では、これからの旅行会社を単なる旅行の手配役ではなく、学校と地域をつなぐ「学びのコーディネーター」として捉える視点まで展開されています。
「うちの地域でも、何かできるかもしれない」
本書で紹介しているのは、茨城だけでしかできない特別な取り組みではありません。必要なのは、有名な観光地や豪華な施設ではなく、地域で懸命に働く大人たち。
子どもたちが地域の大人と出会い、心を動かされ、自分の未来を考え始める。学校は教室の外に新しい学びの場を得る。そして地域の大人たちは、子どもたちのまなざしを通して、自分の仕事の価値を再発見する。教育と地方創生が旅でつながる。
本書を読み終えたとき、「うちの地域でも、何かできるかもしれない」と思っていただけたら。そんな思いを込めた一冊です。
著者プロフィール
尾崎 精彦(おざき きよひこ)

1976年埼玉県川口市生まれ。
アーストラベル水戸株式会社代表取締役、一般社団法人森と未来の学校代表理事。
大手旅行会社で9年活躍後、2020年に第三者承継によりアーストラベル水戸の代表に就任。
自身が発案した、生徒が自分で行き先を選ぶ職場体験プログラム「シゴトリップ」を軸に、茨城県内35以上の市町村・200を超える事業所と連携した教育旅行を展開。「教育旅行×地方創生」の可能性を全国へ広げる挑戦を続けている。
書籍情報

書名
『子どもと地域を伸ばす 学びの旅「シゴトリップ」
― なぜ、名門校は「魅力度最下位常連」の茨城を旅先に選ぶのか? ―』
著者|尾崎精彦
出版社|夢パブリッシング
発売日|2026年10月5日
ページ数|200ページ
ISBN-10|4434387243
ISBN-13|978-4434387241
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明日に生きる旅を、これからも。
AIに聞けば、多くの「答え」が手に入る時代。
だからこそ、本物の仕事に触れ、人と出会い、自分の目で見て、自分の耳で聞き、自分の頭で考える経験の価値は、これからさらに大きくなっていきます。
アーストラベル水戸は、学校と地域をつなぎながら、子どもたちが自分の未来へ一歩を踏み出すきっかけとなる、「明日に生きる旅」をこれからも届けていきます。

2026年10月5日付の茨城新聞朝刊にて、アーストラベル水戸代表・尾崎精彦の初著書『子どもと地域を伸ばす 学びの旅「シゴトリップ」』をご紹介いただきました。
記事では、本書の発売とともに、職場体験プログラム「シゴトリップ」や、茨城県内の事業者と連携して取り組んできた教育旅行について取り上げていただいています。


